滋賀の不倫慰謝料請求に強い弁護士が対応致します。

弁護士コラム

夫の不倫が発覚した後の夫婦関係と不倫相手への慰謝料請求について

投稿日:

はじめに

夫の不倫が発覚した時、妻としてどのような対応が考えられるでしょうか。夫との関係では、最終的には、夫婦関係を修復するか、離婚するか、あるいは修復も離婚もしない現状維持か、いずれかの選択をすることになります。また、不倫相手に慰謝料を請求するかしないかも決める必要があります。

ここでは、そういった最終的な選択に至るまでに、どのような行動をとるのが一般的か述べていきます。

考える女性

夫が不倫したときの一般的な対処法4つ

(1)放置する

1つ目は放置する、つまり特に何のアクションも起こさずこれまで通りに生活することです。

不倫する夫を放っておくことで修羅場を避け、現在の暮らしを守り、子供の生活も現状を維持することも可能になります。

夫と離婚する気がない場合は、下手に追及して仲がこじれてしまうよりも、夫を男性として見ること自体を諦めたほうが得策という考え方にたつものです。

ただし、放置しておくことで夫が戻ってくることは期待できないことに注意しなければなりません。

なお、この場合には、不倫相手へも慰謝料請求などの法的責任追及をしないことになります。

(2)事実を調査する

2つ目の対処法は、夫の不倫が事実かどうかを徹底して調査することです。

事実を確かめなければ、夫や不倫相手に責任追及(法的責任に限りません。)することはできませんので、この対処法は夫や不倫相手の責任を追及しようという立場です。

夫の不倫が疑わしい場合、もし法的な責任追及をするのであれば決定的な証拠が欲しいところです。

もっとも、不倫の決定的な証拠をつかむのは、個人ではなかなか難しいケースも多いものです。探偵や興信所といったその道のプロに依頼したほうが、より短い時間で質の高い証拠を得ることができます。探偵や興信所に依頼する場合には安くても数十万円、高ければ100万円以上の費用がかかりますが、ご自身でめぼしい証拠が掴めない場合は依頼を検討してみるのもよいでしょう。

(3)やんわりとくぎを刺す

不倫の責任を追及して言い争いをするのは避けたいが、放置するだけなのは耐えられそうにないし、不倫をやめさせたい、という気持ちになることもあるでしょう。

決定的な修羅場を避けて夫婦関係に大きな波風を立てないようにしながら不倫はやめさせようとする立場です。

そのような立場に立つ場合、「あなたが不倫していることはわかっている」ということを夫に遠回しに伝えることでやんわりくぎを刺すのが良いでしょう。

この場合には、不倫相手への法的責任追及もいったん保留というような形になることが多いようです。

(4)しばらく泳がせる

1つ目の放置と似ていますが、こちらはただ諦めたり妥協したりするのではなく、水面下で証拠を集めるために、あえてしばらくの間は泳がせるという対処法です。

不倫について夫に一度追求した場合は、それ以降は夫も慎重に行動するようになるため、証拠が集めにくくなってしまいます。

また、明白な証拠がないまま夫と話し合いの場をもったとしても、「俺は不倫なんてしていない」の一点張りで逃げられてしまえば、そのまま問題自体がうやむやになりかねません。

しばらく泳がせて証拠を集め、夫や不倫相手に責任追及をしていくことが多いですが、泳がせていた期間の夫の対応や周囲の状況次第では、これらの責任追及をとりあえずやめておくという選択肢も残っています。

 

夫が不倫したときは話し合いがまず大事

放置するという対応を取る以外の場合は、いずれかの段階で夫と話し合いをもつことになります。話し合う目的は、夫婦としての方向性を探り、決めることです。

あなたが夫の不倫をなんとも思わないのであれば、話し合いは不要です。

しかし、夫の不倫を悲しく思うのであれば、それは、あなたは愛情で繋がる夫婦・家族を理想としているからでしょう。あなたの理想は実現されるべきですので、夫のあなたへの愛情が継続しているのか、確認すべきといえます。

話し合うときに注意するべきことは、過度に感情に流されないことが必要です。直接話をするとどうしても感情が高ぶってしまい、売り言葉に買い言葉でつい本心ではないことを口走ってしまいがちです。

また、明確な証拠がつかめていないと、「言いがかりだよ」「俺のことがそんなに信じられないの?」と逆に責められてしまう可能性もあります。話し合いを持ちかけるのは夫ではなくあなたです。そのため、ある程度の証拠をもって、気持ちが落ち着いているときに持ちかけることを心がけましょう。

 

夫に不倫された妻が考えるべきこと

では、夫に不倫された妻は、今後の方針についてどのように考えればよいのでしょうか。

不倫が発覚した直後は頭も心も混乱しているかもしれませんが、落ち着いたら以下のことを冷静に検討していきましょう。

(1)離婚したいか、関係を修復したいか

まずは夫が不倫した事実を受け止めて、そんな夫と離婚したいのかどうかを自分に問いかけてみましょう。

ここでは、「子どものために……」「離婚後の生活が不安……」などといった外的な事情は横に置いて、自分の気持ちがどうかということを確認してください。

自分の本音を一度は明確にしておかないと、方針を決めてもブレてしまう可能性が高いので、自分の正直な気持ちをじっくり見つめることです。

そうしたうえで離婚するかどうかをまず決めていきます。

(2)不倫相手に対して法的責任を追及するか

夫との関係をどうするか決めたら、不倫相手に対して法的責任を追及するかどうか考えます。端的に不倫相手に対する慰謝料請求を行うかどうかということです。

不倫相手に対する慰謝料請求は、夫と離婚する場合、しない場合のどちらも行うことが可能です。そのため、夫との関係とはある程度切り離して考えることが可能です。

しかし、離婚するかどうかによって、現実の慰謝料の金額には影響が出ます。不倫により離婚せざるを得ないほど夫婦関係が破壊されたときは慰謝料の金額は比較的大きく算定され、離婚しない場合はそこまでのダメージは夫婦関係に与えなかったとみなされて金額が比較的小さく評価されるためです。

そのため、順番として「離婚するか。しないか」を先に決めておく必要があります。

 

まとめ

夫が不倫したときには、まずは事実確認をして、話し合い、離婚するのか関係を修復するのかを決めることになります。離婚する場合は、証拠を集めることも必要です。

正しい対応方法がわからない場合や悩んだときには、弁護士が解決のサポートを行います。

夫の不倫問題で困ったときには弁護士に相談することをお勧めします。

-弁護士コラム

Copyright© 滋賀の不倫慰謝料請求相談サイト , 2022 AllRights Reserved.